共有スペースの有無
バリアフリーもこのころから普及しはじめていましたが、まだまだ不充分なものが多いようです。ライフスタイル、ライフステージと合うかどうかが肝心間取りについては、一概に○○年代以降がよいとか、問題があるということはありませんが、現在の自分たちのライフスタイル、ライフステージに対応できるかどうかがポイントになるでしょう(間取りに附随しての設備についてはいろいろありますが、次項にゆずります)。比較的新しいものには、新築物件と間取り的にはそう変わらないものが多いですから、新築感覚で選べます。古いタイプの間取りであっても、人によっては多少の改装やしつらえの工夫で、現代の生活に充分対応できる場合もあるでしょう。古い間取りにもそれはそれなりのよさがあるものです。リフォームするつもりなら、櫛造や設備を調べ、どの程度の間取り変更が可能かを見極めましょう。集会所やゲストルームなどの共有スペースの有無、またその使用状況を調べるのも必要です。こうした施設が有効に使えると、住戸内の足りない生活空間を補うことができるからです。中古市場は、間取りよりも立地や築年数で価格がほとんど決まってしまいますから、間取りの面で納得できれば結構お買い得な物件があるかもしれません。かつては、マンションは比較的立地のよい場所に建てられることが多かったので、そのような物件では周辺環境や利便性が大きな魅力となっています。いずれにしても、部屋の名称や既成概念にとらわれずに、実際の生活に照らして判断しましょう。案外、新築のお仕着せの間取りより、独創的な自分らしい暮らし方が実現できるかもしれません。